包まれていないの、良きだよ。

2022年11月17日

ここ数年チェコでよく見かけるようになった、量り売り、包装なしのお店。↑こんな感じ。(画像お借りしました)


小麦粉などの粉物やパスタや豆なのど乾物、お菓子、洗剤などが包装なしで売られています。

瓶や袋を持参したり、ない場合は紙袋に入れてもらって好きな分だけ購入することができます。


もともと日本から来た私にとっては、10年前ですらヨーロッパは包装が少ないなぁと感じていましたが。

最近はさらに人々の関心もあってか、いろいろ進んでおります。


何より良いのは、強制されるわけではなく、「選べる」ということ。


大手スーパーでもレジ横には


紙袋

プラスチック袋

布製バッグ

が置かれていて、必要なものを選ぶことができます。(有料)

(最近はプラスチック袋を見かけることも少なくなりましたが…)


野菜や果物は量り売りが主流なので、それに使う袋(売り場にビニール袋が置かれています)を自前で持って行くこともできます。


いつも使っているネットスーパーで買い物する際も、極力プラごみを出さないような物を選ぶことが増えてきました。


と言っても、ゼロにするには時間も労力もないので、「できるだけ」。

スープ用の鶏ガラはビニール袋に、ヨーグルトと牛乳は瓶に(瓶は次の配達の時にお返しします)、チーズとハムは切りっぱなしが薄いビニールと紙に包まれています。

ビールは瓶で、これも空瓶はお返しできます。

写真には写っていませんが、瓶入りの雑穀や豆も使い終わった後の瓶は綺麗に洗ってお返し。

また別の日には、うちの近所の小さいお店で牛乳とKefil(甘くない飲むヨーグルト的な)を。

この近所のお店は毎週木曜日に牛乳屋さんから仕入れをしているので、その日にしか買えないのですが、それもまた良いなぁと思って通っています。(お姉さんも可愛いそして優しい最高)


ビニールなどのプラスチック、使い方によってはとっても便利なものです。

汁や匂いも漏れないし、使いたい時にシュッと手に取れる、かさばらない。なんて高性能。

でも何となく、わが家から大量に出たプラスチックをプラごみ回収の場所へ持っていく時、どんよりした気分になるのです。


やっぱり、ごみの問題や将来の子供のこと、未来のこと、地球のこと、私が今考えられる限りのいろんなことを考えると

今の私にできることはやりたい

と思うのです。


思いながら、必要な時にはプラスチックを選んでいます。


できる時にできる人が、地球に優しいものや方法を選ぶことができるといいなぁと。



でもチェコってもともと、パンも裸で売っていて、人々は素手で掴んじゃう国だから、ね。(ちょっと日本とは感覚が違いますな。)


エコといえばエコだけど、たぶん日本人的にはアウトーよね。


国や場所が違えばやり方や受け入れられ方も違うから、何が良いかはそれぞれだけど、みんなが同じ方向を向いていられる世界になるといいなぁなんて思ったりしております。


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