お尻を叩かれイースター

春めいたと思ったら日差しがジリジリ。

あっという間にイースターが過ぎ去りました。

日本ではあまり馴染みのないイースターですが、チェコでは一大イベントとして楽しみます。

なのですが、私の周りのチェコ人も言う「クレイジーな文化」なチェコのイースター。

デコレーションしたり緑のものを食べたり、卵、うさぎ、チョコレート…

ここまでは良いのですが、

イースター最終日の月曜日の午前中に男性が女性のお尻を鞭で叩くという、耳を疑う時代錯誤な文化があるのです。

女子3人がいる我が家もクラスの男の子たちが次々と訪れて、楽しい時間になりました。

持参の手作りのポムラースカという鞭で歌（呪文?）を唱えながら叩きます。

お礼に色づけした卵やチョコ、クッキーなどを。

この日のためにせっせと作りました。

ここまで用意する必要はないんでしょうが、できることはやりたい我が家。

女子たちであーだこーだ言いながらクッキー焼くのも良いものです。カオスだけど。

今年はこんな感じで準備して、好きなものを持って行ってもらうスタイルに。

10歳前後の男の子たちって、なんでこんなに可愛いんでしょうね。

「美味しい美味しい」って言いながらボロボロこぼしまくり、スマホで音楽大音量でいきなり踊り出すし、笑いっぱなしでした。

いつもは義理の父と夫だけが編んでいるポムラースカ、今年は私もやってみました。

これは柳の枝で、水に浸して柔らかくしたものを編んでいきます。

イースターの時期になると街中でも売られていますが、多くの人は手作りするようです。

これからが楽しい季節！

皆様もお元気で。